Symantec Endpoint Encryptionのパスワード解除には、マスターキーが必要になります。そもそもSymantec Endpoint Encryptionというツールがどんなツールなのかを理解し、状況把握して解決していきましょう。
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マスターキーはありますか?
マスターキーを無くしてしまうと…
管理者権限を持つアカウントがマスターキーを持ち、管理者の管理下にある各PCにペア鍵を配布し、各自でログインアカウントを管理する場合があります。
例えばある退職社員の不正が疑われてPCを調べようと思っても、管理しているPCの暗号化を解除しないとデータが読めません。
パソコンのログインアカウントの解析、さらにはマスターキーが必要なのですが、
マスターキーを安全な場所に保管されていることが重要になります。
各PCがもつペア鍵と、マスターキーの両方をなくすと暗号化したデータを復元できなくなります。
マスターキーの保管場所を確認しましょう
マスターキーの保管場所を誤り、なくしてしまったり、マスターキー(パスワード)を忘れてしまうということが原因で、暗号化ができない場合があります。
管理者以外の誰かや、パソコン、外付けHDD、クラウドサービスなどに保管されていませんか?
マスターキーも、ペア鍵のパスワードも忘れてしまった場合
もし、マスターキーや、ペア鍵のパスワードを忘れてしまった場合、暗号化されたデータの復元ができず、データが読めなくなります。
暗号化ソフトの解除は専門サービスへ依頼しましょう
パスワードの解析や暗号化データの解析は大変難しく、タイムロスによるリスク軽減のためにも、暗号化解除専門サービスに依頼しましょう。
多くのデータやアプリケーションの暗号化解除が可能ですが、あなたがお使いの暗号化アプリケーションが対応しているか、解析できるレベルなのか、検証にかかる時間もありますので、今すぐご相談されることを強くおすすめします。
Symantec Endpoint Encryptionとは?
社員がデータアクセスするのは、パソコンの中だけはありません。
ウィルスソフトだけでは防げないリスクへの対策としてSymantec Endpoint Encryptionのようなツールを使った『エンドポイントセキュリティ』を強化している企業も増えてきています。
社員が行うデータアクセスの様々なケース
- 社外から提要されたデータを社内のPCで読み込む
- インターネットを閲覧する
- 社内のパソコンから社外にメールを送信する
- 同じ建物の部署間でデータをやりとりする
- 社内で制作されたデータオンプレミスで保管する
- 社内で制作したデータをUSBメディアで保管し社外のPCで読み込む
- DropBoxやOneDriveなどクラウドサービスを使いデータをバックアップや共有をする
社内だけでなく、社外とのやりとりにもセキュリティを強化したいところです。
暗号化によるセキュリティを強化
ビジネスでは、当たり前のように社員がデータにアクセスし、社内と社外でデータ移動をしています。機密情報を守るために必要な技術として、データの『暗号化』は多くの企業でも採用されています。
ウィルスによるプログラム改ざんによるPCからのデータ消失などとは違い、ネットワークを通じた漏洩や、悪意をもった者がデータを持ち出し漏洩、盗難にあったり、または外部からサイバー攻撃などによるハッキングをされるかわからない、ネットワークを通じたものも多く、いつでもリスクをはらんでいます。
セキュリティソフトだけでは防げないトラブル事例
- 社員がUSBでデータを持ち出し競合に渡してしまった
- メールで重要データを外部に持ち出し
- 社内のPCで不明なクラウドに接続にデータをアップロードして抜き出し
- 社外に転送中のデータをハッキングにより盗用される
- 持ち出したUSBをなくしてしまった
- パソコンが盗難にあった
データを暗号化することで、暗号化を解除する権限がない状態ではデータが復元されないので、漏洩や盗用されてもデータを悪用されないため安心です。
Symantecが提供するセキュリティツール
Symantecといえば、パソコンのウィルス感染防止、ネットワーク監視のファイヤーウォールソフトなどで一般ユーザーにも人気のセキュリティソフトです。
セキュリティ技術を用いて、機密情報を暗号化し保護するためのアプリケーションも提供しています。
Symantec Endpoint Encryptionには、データを暗号化する機能だけでなく、管理者によるデータの監視までできる仕組みがあります。
主な仕組み
- ハードディスク全体を暗号化
- リムーバブルメディア(外付けHDD、USBメモリ、DVD)を暗号化
- パソコンOSで暗号化されたHDDを管理
- 外部に持ち出されたデータのアクセス履歴の監視
- ネットワーク制御によるデータ監視
- クラウドファイルの暗号化と監視
ビジネスでの様々なデータアクセスに対応した暗号化、管理、監視ができるアプリケーションです。
暗号化の方法
PGPや秘文などのソフトを使い、暗号化と解除ができる『ペア鍵』を用いないと復元できない方法が強固な方法として知られています。
さらに、起動ディスクごと暗号化することでディスク自体をロックすることで、暗号化操作をせずとも、そのディスクを使ったパソコンで作業すれば、自動で暗号化される方法がパソコンOSに採用され、多くユーザーがWindowsでは『BitLocker』、Macでは『File Vault』を利用しています。
暗号化されていることで100%安心とはいいきれませんが、暗号化にプラスして、データの動きを監視、管理ができれば最大限防ぐことが可能になります。
Symantec Endpoint Encryptionのパスワードを忘れてしまったら
暗号化ソフトの解除は専門サービスへ依頼しましょう
パスワードの解析や暗号化データの解析は大変難しく、タイムロスによるリスク軽減のためにも、暗号化解除専門サービスに依頼しましょう。
多くのデータやアプリケーションの暗号化解除が可能ですが、あなたがお使いの暗号化アプリケーションが対応しているか、解析できるレベルなのか、検証にかかる時間もありますので、今すぐご相談されることを強くおすすめします。
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